(*゚∀゚)ザッカン!

ブーン系小説、雑記、感想ブログ

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投下が間に合わない短編三つと、色々

現行必死に書いてます故。
現行すら間に合わないかもしれない
量的には5話分なんですが
頑張ります。本当に。

未完なら載せるなってかんじですが
また書ける状況になったら、完成させたいです
保管の意味でも、ということで
予告編というと聞こえがよいです

元ネタ 宮部みゆき短編、ドルネシアにようこそ


('A`)屋上にようこそ。のようですζ(゚ー゚*ζ



パンダの地毛は白。
ミドリガメは商品名。
リスのしっぽはの皮はズルズル剥ける。

手に持ったブ厚い本を、ドクオは閉じた。
今日も新刊が溢れるほどある。閉じた本の表紙には『動物豆知識』という文字がふてぶてしく並んでいた。

夕日の差し込む図書室は、淡い橙色で照らされていた。
カラスの鳴き声と、グラウンドから聞こえる野球部の声、そして吹奏楽部の演奏。
ドクオは妙に冷めた気持ちで、それを聞いていた。図書室のカビくさい空気が原因だったかもしれない。

('A`)「……」

ドクオは止めていた手を、再び動かし始めて
本のジャンル分けの作業へ戻った。
ダンボール箱から本を取り出し、今月のオススメ本を選びながら作業を進める。

ジャンル分けが終わった後には、文化委員の『生活改善ポスター』を作らなければならない。
ドクオは図書委員長であったが
教師の間で編集が上手いと評判で、一年生の頃から他の委員会の仕事もいくつか掛け持ちしていた。

('A`)「はぁー、これで終わり……っと」

『ヴァンパイア図鑑』にシールを貼り終え、ドクオは立ち上がった。
外はもう暗くなっていた。ダンボールがまだ二箱残っていたが、今週中には終わるように思えた。
鞄を肩にかけて、ドクオは受付カウンターのボールペンを握った。
始めに書き込むことは、いつも同じだ。

「屋上に待つ」

ドクオは、下の空欄にもペンを走らせた。

「150ページまで読みました。屋上には何が隠されているのでしょうか
ほのめかされている部分から推察すると、発電設備室に何かありそうですが」

『感想カード』と書かれた、ハガキサイズの紙だ。
ドクオは、"題名"と"感想"の欄に本の感想を書いた。
ただし、名前欄は空白。一般の投書も空白のものが多かった。

感想カードを持って、図書室を出たドクオは
図書室のそばに掲示されている『今月のオススメ図書!』に目をやった。
引きのばしコピーされた表紙が、透明なビニールで覆われていた。
オススメはいつも20冊ほどで、ドクオは毎月これを作っていた。

('A`)「もう150ページか」

図書室の前に設置された、ダンボールで出来た、ポスト型の投書箱にドクオは感想カードを入れた。
数代前の先輩が作ったものだったが、上手くできていた。
振り向いて、オススメ図書の『屋上に待つ』を見つめた。真っ青な空が表紙の本だった。

『屋上に待つ』というのは、ドクオが脳内で作り上げた、存在しない小説だった。
主人公のギコと、親友のモララーが織りなす青春小説で。
学校屋上に隠された秘密を、二人が暴こうと奮闘する話だ。

ドクオは小説家を夢見ていたが
古典の名作を見ても、現代の名作を見ても
自分に才能がないことは明らかだった。

存在しない小説に、あえて感想を書く。

ドクオの投書した感想カードは、翌日ドクオが回収する。
誰の目にも触れない。ただそのサイクルが続くだけだ。

特別な意味はない。
ただ、理想一杯、感想につぎ込めば、この孤独で単純な作業を、こらえられる気がしただけだ。
また、事実こらえられた。

感想カードのサイクルは止まらない。
明日も明後日も、図書委員会はじめ、他の委員会の仕事をこなすのだ。
感想が400ページまで辿り着けば、また1ページからやり直す。

ドクオは残りの高校生活をそうやって過ごすつもりだった。

ところが、予期せぬ形で、サイクルは滞りを見せた。



肩のこる数学授業と、入れ替わりに始まったホームルームを終えて
教室から抜け出し、生徒の流れと逆方向に進んで、ドクオは図書室へと向かった。

('A`)「あれ?」

二階の図書室に着いたドクオは、戸惑った。
投書箱のフタを開けると、感想カードが一枚もなかったのだ。

('A`)「うぇ? あれ、なんでないんだろ」

昨日、書いて入れたはずだ。ドクオは箱の側面を触ってみたりしたが
箱の隙間に挟まっていると言うことも無さそうだった。

('A`)「おかしいな」

ドクオは図書室の前で、腕を組んで考えた。

箱は、ポストの形をしているが、上部分が開くように出来ている。
そのため、ドクオ以外の人間も感想カードを取ることは出来た。
しかし、一体誰がそんなことをするだろうか。

('A`)「まぁ……いいか」

しかし、考えている内になんてことのないような気がしてきた。
以前にも一度だけ、ポストが空になっていたことがあったのだ。

何かの拍子で床に落ちた感想カードを、用務員が捨てる。
その程度のことならば、二度起こっても不思議ではない。
心が晴れたわけではかったが、ドクオは曇りも好きだった。

投書箱に視線を残したまま。ドクオは図書室の扉を開いて
カギを使って準備室の扉を開くと、早速作業に取りかかった。

ダンボール箱を開いて、本を取り出し
裏表紙のあらすじを読んで、ジャンルを設定する。あらすじだけで分からなければ、実際に本を開く。
ジャンルを設定後、PCで割り当てられた番号をシールとして印刷。それを背表紙に貼り付ける。

『屋上に待つ』の展開を頭に浮かべつつ、ドクオは作業を進めていた。
その時、誰かが扉をノックした。
今日は水曜日。開放曜日ではない。ドクオの体は強張った。

('A`)「はい」

ドクオが返事をすると、扉はゆっくりと開いた。
長い髪をカールさせた女生徒が、顔を覗かせた。
ドクオは予期せぬ出来事に不安になったが、女子生徒の声は思いの外柔らかかった。

ζ(゚ー゚*ζ「こんにちは」

('A`)「あぁ……こんにちは」

ζ(゚ー゚*ζ「君、二年生?」

女子生徒は三年生のようだった。

('A`)「あぁ、はい」

ζ(゚ー゚*ζ「そう。どうして一人で残ってるの?」

('A`)「少し委員会の仕事が残ってて」

ζ(゚ー゚*ζ「そっかぁ、そうだよね。大変だねー」

女子生徒は、初対面でなれなれしく話しかけてきた。
だが、嫌ではなかった。ドクオは人見知りだったため、こういう人柄の方がありがたい。

きょろきょろと図書室内を見渡して、何かを探しているようだった。
ドクオは、カウンターでキーボードに手を置いたまま、それを見ていた。
貸出曜日ではなかったが、何故か彼女には貸しても良い気がした。

やがて、女子生徒は口を開いた。

ζ(゚ー゚*ζ「ねえ」

('A`)「はい」

ζ(゚ー゚*ζ「屋上に待つって本は、どこにあるのかな」

思いも寄らぬ方向から刃を向けられ、ドクオの心臓はびくりと跳ねた。

考えてみれば、毎月オススメされる二十冊の内
一冊がいつも『屋上に待つ』というのは、なかなか不自然な状況だ。
読書家ならば、気になってしまうのも無理はない。

(;'A`)「お……」

女性徒の視線はこちらへ向けられていた。
混濁する様々な思考を切り抜けて
ドクオは努めて冷静に言葉を発した。

('A`)「屋上に待つ?」

ドクオは自分の声が震えてないことを祈った。

ζ(゚ー゚*ζ「うん、外の紹介を見たんだけど」

やっぱりそうだ。
女生徒は純粋な瞳でドクオを見返した。

罪悪感と奇妙な喜びが、一度に胸までわっとこみ上げて、そのまま溶けていった。
見つけてくれたのか。というのが心の声だった。

('A`)「あぁ、あれ……、すみません。今はないんです」

ζ(゚ー゚*ζ「そうなの? 貸し出し中?」

('A`)「このまえ、一年生の子がジュースをこぼしちゃって、捨ててしまったんです」

ζ(゚ー゚*ζ「えぇー、そうなの? 次はいつ入るのかな」

('A`)「さぁ、なんとも……。今のところ予定はないです」

女生徒は「そっか」と答えて、それきり黙った。
ドクオはそれを見つめていたが、その内ジャンル分けに戻った。
だが、それは手につかなかった。今までにない興奮に酔っていたからだ。

ひそかに書いた落書きが、誰かに見つかったような気持ちだった。
人に見せるために書いたものではないが、それが他の人の話題になっている。
しかも誰が書いたかはバレていない。
小さな頃の悪戯も、こんな気持ちだった気がする。

ζ(゚ー゚*ζ「あの本はどういう内容なの?」

女生徒の言葉に、ドクオはますます舞い上がった。
両手を広げて説明したい衝動を必死に抑え、うつむいたまま質問に答えた。

('A`)「ギコとモララーという二人の男子高校生が
    学校の屋上に設置された小屋に、
    代々生徒の間で受け継がれているビデオテープが隠されているという噂を耳にするんです」

ζ(゚ー゚*ζ「屋上に設置された小屋って?」

('A`)「ほら、うちの学校にもある、太陽光発電施設ですよ。
    そこに隠されているビデオテープを見るために、二人は奮闘するんです。
    ピッキングで屋上の鍵を開けて、その小屋に侵入して……」

ドクオは話を展開させかけて我に返った。
「ええと」と間を持たせて、おもむろに顔を上げると
女生徒は微笑みながら、「どうかしたの」と首を傾げた。

('A`)「いえ、その……結末は良く覚えてなくて、そんな感じの話です」

ドクオはそうして話を打ち切った。
女生徒に話の内容を伝えたいという気持ちはあったが
「どうしてそんなに知ってるの」とか「詳しいね」なんて返されたら
自分だけアホみたいに踊ってるようで、悪戯が台無しになる気がしたのだ。

焼けた餅のように膨らんだ興奮も、ぱちんとしぼんだ。

ζ(゚ー゚*ζ「そうなんだ」

女生徒は微笑んだが、声には失望の色が浮かんでいた。
女生徒の声にドクオは落ち着かなくなった。
揺さぶられる心を静めるために、ドクオはシールを貼り続けた。

ζ(゚ー゚*ζ「一つだけいい?」

('A`)「はい」

ζ(゚ー゚*ζ「その本にはピッキングについて詳しく書かれていたかなぁ?」

奇妙な質問をする。
ドクオは訝しがったが、大して考えもせずに「さあ」と答えた。
女生徒が「そう」と受けてから、ドクオは『屋上に待つ』の感想として
ネットで調べたピッキング方法をきっかり書いたことを思い出した。

女生徒はそれだけを借りに来たようで、扉へ向かった。
途中で「あっ」と振り返り、ドクオを見てにこっと笑った

ζ(゚ー゚*ζ「お仕事の邪魔しちゃってごめんね」

('A`)「いえ、大した仕事じゃないので」

ζ(^ー^*ζ「そっ、それじゃあ、ばいばい。 お仕事頑張ってね」

女生徒は胸の前で手を振って、図書室を出て行った。
ドクオは、その小さな手のひらに、何故か惹きつけられた。
「ばいばい」という言葉が、いつの間にか口をついていた。





暗雲のたちこめる、嫌な朝だった。
重いバッグを手に持ち、ドクオは通学路を歩いていた。
もう桜の花は散っていた。緑色の葉がいよいよ出番かと言わんばかりに顔を覗かせている。

学校へ向かう他の生徒も、同じ様な顔をしていた。
ドクオは溜め息をついて、重い鞄を背負い直した。

('A`)「桜になりたい……」

再び溜め息をついて、桜から目を逸らすと、遠くの誰かと目が合った。
ドクオは目を凝らした。スカートを履いた女生徒は、信号が変わるのを待っていた。

ζ(゚ー゚*ζ「あれ?」

('A`)「あっ」

昨日の女生徒だ。女生徒はドクオを見て手を振った。
あの小さな手だった。ドクオは気恥ずかしくなって、会釈だけした。
やがて信号が変わると、女生徒はドクオに走り寄った。

ζ(゚ー゚*ζ「おー! 奇跡だね!」

奇跡は言い過ぎだった。
並んで歩いてみると、女生徒の背は、思っていたよりもずっと低くて
カールさせた髪は、ずっとふわふわだった。

('A`)「どうも」

ζ(゚ー゚*ζ「昨日はごめんね、邪魔しちゃって」

('A`)「いえ、別に、いつも忙しくないので、大丈夫ですよ」

ζ(゚ー゚*ζ「なんだか堅いなー。 ねぇ良ければ名前教えてくれないかな」

女生徒はついでのように「私はデレだけど」と付け足した。

('A`)「ドクオです」

ζ(゚ー゚*ζ「ドクオ君か、素晴らしい名前だね」

('A`)「そうですか……? デレさんは三年生ですよね」

デレは頷いた。

ζ(゚ー゚*ζ「そうだよ、ドクオくんは二年生だったよね」

('A`)「そうです」

ζ(゚ー゚*ζ「放課後はいつも図書室にいるの?
       昨日も一生懸命仕事してたみたいけど
       ずっとやってたら気が滅入っちゃわない?」

('A`)「最近は。でもいいんです、本、好きなので」

デレはえくぼを出した。

ζ(゚ー゚*ζ「書いたりはしないの?」

('A`)「小説ですか? うーん、いまいち踏ん切りがつかなくて」

感想を書くだけです。
心の中で呟いた。

ζ(゚ー゚*ζ「フンギリ? 書いてみたいとは思ってるってことかぁ」

('A`)「文才なくて、だから読む方が好きですね」

いつも表情が堅いと言われるドクオだったが
自然と笑みがこぼれた。

ζ(゚△゚*ζ「そんなんじゃ駄目だよぉー!」

(;'A`)「えぇっ!?」

デレはドクオの顔をじっと見つめた。

ζ(゚ー゚*ζ「私の見たところによれば、ドクオくん文才あるね」

(;'A`)「え、どうしてですか?」

ζ(゚ー゚*ζ「人相が文学人っぽい」

(;'A`)「そうですか? そんな疲れた顔してますかね?」

ζ(^ー^*ζ「アハハハハハハ!!」

(;'A`)「いや……そんな笑うとこと違います」

学校に着いて













終わり、戻ってきたらきっと書きます。
この短編好きで、ブーン系にしてみたかったんです
一番気合い入れました、でも完成しませんでした







去年の七夕用にかいたもの


テーブルを窓の方に寄せて、買ってきた笹の葉をその上に置く。
今日、仕事は早く終わった。
帰りに寄ったスーパーマーケットで「買わなきゃ駄目」と言わんばかりに並んでいた短冊と笹を
なんとなく買った。

今、俺はついでに買ってきた筆ペンを、短冊にぬちゃりと走らせた。

('A`)「彼女が出来ますように……っと」

('A`)「……」

('A`)の字は汚いようです

何度も同じ願い事を短冊に書く。
短冊に書かれているのは同じ文字のはずなのに、出来ているのは異なった「図形」。
それは、アスファルトに焼き付いたミミズの跡のようで、魂は入っていない。

('A`)「字、下手だな……」

今気付いたように言ってみても、悲しかった。
そういう星に生まれたのだから仕方がない。と、開き直っているつもりだったのだが。

('A`)「はぁ」

床に散らばった短冊の中から、何枚か取って
わりかし上手くいってるのを、笹の葉に飾った。
光は街灯と月明かりだけ。部屋の電気は消してある、というより、一昨日止まった。

('A`)「さて、寝る前に字の練習を………」

床に散らばった短冊を片付けようと、椅子から立ち上がると
インターホンが鳴った。

('A`)「むう? 誰だ、こんな時間に。ブーンか?」

じゃあ祝い事のある日は、ドクオん家に勝手に入って、飲んでるお!
そんな会話を、五日前にした。
実は少し期待してたのだ、心をちょっぴり弾ませながら、はいはいと扉を開いた。

('A`)「はい」

白いフリルのスカートに、ドクオはまばたきした。

ζ(゚ー゚*ζ「……あの」

('A`)「あれっ?」

ひろゆき荘202号室。隣の部屋に住んでいる、女子大生のデレちゃんだ。

('A`)「どうしたの? こんな時間に」

ζ(゚ー゚*ζ「えっと……あの……」

('A`)「?」

突然デレちゃんは、どん、とこちらに詰め寄り、狭い玄関に体を押し込んだ。
その思い詰めた表情に、ドクオは困惑した。
膨らんだ唇が動くと、不思議と胸が高鳴った。

ζ(゚ー゚*ζ「ドクオさん……」

ドクオは息を呑んだ。

ζ(゚ー゚*ζ「私の彼氏になって下さい!」

はっきりと通る声だった。
ドクオは目をしばたかせた。

(;'A`)「え、どうしたの急に……」

心臓から熱が送り出されているようで、胸の感覚が生々しかった。
まさか七夕だから。
そんな思いが脳裏をよぎったが、すぐに振り落とした。

ζ(゚ー゚*ζ「私、決めたんです!」

(;'A`)「何を?」

ζ(゚ー゚*ζ「私って、彼氏いるじゃないですか」

(;'A`)「そうなんだ……」

ζ(゚ー゚*ζ「その彼氏が……浮気してたんですよ! ありえなくないですか?」

(;'A`)「う、ううん……」

デレちゃんは時々声を裏返して、手をパラパラ動かしていたが
特に酷いかんしゃくは起こしているわけでもなく、ドクオに話の概要伝えた。

('A`)「えっと。要するに、彼氏が浮気したから、こっちも浮気するフリをして
    彼氏をぎゃふんと言わせたいと」

ζ(゚ー゚*ζ「そうです! だから今日…多分10時くらいまで、ここに居させて下さい! お願いします!」

('A`)「う~ん……」

仕事の疲れもあったし、相手側が殴り込んでこないとも限らない。
未来ある若者と違って、こちらの体はすでにねじが何本も緩んでいる。
よけいなトラブルに巻き込まれるのは御免だった。取り返しのつかないような不安もあった。

しかし、その心を笹の葉が縛り付けた。
短冊を書いたこともあり、ここから転じて本当に恋人関係に。そんな期待があったのだ。

('A`)「明日も仕事だから、10時になったら帰ってね」

ζ(゚ー゚*ζ「やったあ! ドクオさん! ありがとうございます!」

デレちゃんに頼られていると考えれば、悪い気はしなかった。
ただ、電気の止まった部屋に呼ぶのは、とても恥ずかしい。

(;'A`)「あー暗いけど、そこ座ってて」

ζ(゚ー゚*ζ「あー!」

テーブルの上にある笹の葉を指差して、デレちゃんは笑う。

ζ(^ー^*ζ「そういえば七夕でしたねー、だから電気つけてないんですか?」

(;'A`)「えぇ?……あぁ、そうそう」

思いがけず言い訳が出来たので、嘘をつく。
一人で七夕を楽しんでいることに、抵抗持たないでくれて心の底からホッとした。

汗はいつもより
粘着性があった。
それは不安と期待の両面から来るものだった。

やがてデレちゃんは笹の葉の短冊に手をかけた。


ζ(゚ー゚*ζ「ドクオさんなんて願い事したんですかー?」

(;'A`)「あっ、それは……」

制止も間に合わず、デレちゃんは手にとって目をこらす。

(;'A`)「あー……」

ζ(゚ー゚*ζ「えーとなになに?」

『イξ女がτ゙来ますまうιこ』

彼女が出来ますように、という願い事を見られたことで
ドクオはデレちゃんへ愛を告白しているような気分になった。

最も起きてはいなかったことだが、自分はこうなることを望んでいたのかもしれない。
恥ずかしさよりも、どんな反応を示すかという期待の方が高まった。

('A`)「……」

しかし、デレちゃんの反応は予想外のものだった。

ζ(゚ー゚*ζ「これ、なんて書いてあるんですか?」

('A`)「え?」

『イξ女がτ゙来ますようιこ』

ドクオは、デレちゃんが突きだした短冊をのぞき込んだ。
ドクオには読むことが出来たが、もしかしたらという懸念が強まった。
読めていないのではないか。ドクオはそう思った。

今起こりえた一切の出来事が、字が汚いせいで台無しになったのは惜しかったが
不安だけが綺麗に切り取られたようで、少し安堵した。

(;'A`)「あーそれは、まぁ……」

ζ(゚ー゚*ζ「まぁ、いっか。ね、ドクオさん、もちょっと願い事書きましょうよ!」

('A`)「あ、うん。いいよ別に」

デレちゃんの座っている場所の向かいに椅子を置き座る。
とりあえず嫌な間が出来なかったことに、ほっとした。

ζ(゚ー゚*ζ「えーと……何て書こうかな」

('A`)「うーん……」

ζ(゚ー゚*ζ「あ、彼が浮気しないように、って書こうっと!」

テーブルの上にあった筆ペンを手に取り、すらすらと書き始めた。
キャピキャピした女子大生とは思えない、達筆な字だ。

(;'A`)「字、上手いね」

ζ(゚ー゚*ζ「あー、小さい頃からお習字やってたんですよー」

('A`)「あ、習字ね……」

凄く楽しいですよ、とデレちゃんは教えてくれた。
書き終わった短冊を笹の葉にかけると、デレちゃんは筆ペンを置いた。

ζ(゚ー゚*ζ「次はドクオさんの番ですよ」

筆ペンを手に取って、少し考える。
また彼女が出来ますようになんて書けるはずもないし、どうしたものか。

('A`)「そうだな……」

('A`)「じゃあ…世界平和で…」

ζ(^ー^*ζ「あはははは! ドクオさん面白ーい!」

はは。と渇いた笑いが出る。
筆ペンを手に取り、一度デレちゃんの顔色を伺った。

ζ(゚ー゚*ζ「? どうしたんですか?」

デレちゃんは感じの良い笑顔を浮かべ、首を傾げる。

(;'A`)「いや、なんでも………」

紙へ筆ペンを置き、静かに滑らせる。
世界平和の「世」を書いたところで、再び顔を上げた。

ζ(゚ー゚;ζ「え…」

(;'A`)「………」

嫌な沈黙。
デレちゃんは凝視したあと、慌てて短冊をもう一枚取って再び書き始めた。

ζ(゚ー゚;ζ「じゃ、じゃあ私も、世…世界平和って書こ!」

(;'A`)「………」

地獄だった。







これはわざわざブログでリクエストとったくせに、書き上げなかった。









暇つぶしに書いたギャグ




( ><)「わーい! 今日はクリスマスなんです!」

( ><)「サンタさんが来るはずなんです」

(*><)「寝たふりをしてこっそり待つんです!」

午前1:00

( ><)「全く来る気配がないんです………眠たくなってきたんです」

( ><)「TVでも見て睡魔をやっつけるんです!!」

ポチ

( ><)「ん………この井戸は何なんです?」

( ><)「何だか怖いんです………」

シャンシャンシャンシャン シャンシャンシャンシャン

(;><)「井戸から鈴の音が聞こえるんです………」

シャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャン

(;><)「チャンネルが変わらないんです! わあぁぁぁぁあ!!」

  [TV]ズゾ

 川[TV]ズゾゾ

川д[TV]ズゾゾゾゾゾゾ

(;><)「うああああああぁああああああ!!」

川д[TV]「はーい、サンタでー………」

(;><)「うわあああああああっ!」

ヒュッ

川д[T:: バリーン!

(;><)「ハァハァハァハァ………」

川д[T::「…………………え?」

(;><)「うわぁああああああ!!」

川д[T::「えちょ」

ゴッ



( ><)「本当にサンタさんだったんですか………」

川;д「うぇ……うう………痛い……痛いよ………」

( ><)「確かに赤い帽子を被ってるんです………」

川;д 「バ……ひぐっ、バイト…なのにっ、えうっ、ううっ、あう………」

( ><)「サンタさんはバイト制だったんですか………」

川д 「今年は山うt………サンタさんが脳梗塞で倒れて………」

( ><)「山内って名前なんですかサンタさん………夢が一気に崩れたんです………」

川д 「私みたいなバイトを雇って今年はクリスマスを乗り切ろう、って」

( ><)「でも、サンタさんだったら煙突から来るはずなんです!
テレビから出て来るなんておかしいんです!」

川д 「バイトだから………まだ煙突魔法もLevel39なのよ………」

( ><)「煙突魔法!? それ詳しく聞かせて欲しいんです!」

川д 「Level100で煙突から入れるの、私はLevelが低いからTVからしか………それなのに………えうっ、えぅっ」

( ><)「へー!! 煙突魔法!! 山内さんに使えるってことは、僕にも使えたりするんですか!?」

川д(泣いてるのに無視!? 恐ろしい子!)

川д「え、えっと、素質さえあれば誰でも………………」

( ><)「やった! ちなみに僕は何Levelくらいなんですか!?」

川д「2………くらい」

(;><)「2………まぁ最初だからそんなもんなんです!
2Levelならどこから出ることが出来るんですか?」

川д「くるぶし………とか」

(;><)「えぇ~………くるぶしから出るって意味わかんないんです………」

川д「ねぇ、それよりも………」

( ><)「?」

川д[T::

川д「こう、テレビから中途半端に、左半身~上半身だけが出ているこの状況をどうにかして」

( ><)「抜けないんですか? てっきり趣味なのかと」

川д「たしかに気持ち良くなってきたビクンビクン
………ってそうじゃなくて………」

( ><)「引っ張ればいいんですか? えーい」

川д 「痛っ! え、なにこれ痛い! いぃったぁ!!!」

( ><)「なかなか抜けないんです、ちょっと熱湯持ってくるんで待ってて欲しいんです」

川д「え、ちょっと待って、何する気? 全く想像がつかないんだけど」

( ><)「いやカップラーメン食べようと思って………」

川д「諦めんの早―――!! ミミズでももうちょっと頑張りますよー!」

( ><)「え、ミミズ?」

川д「あんまり詳しく聞かないで、思いつきで言っただけだから」

( ><)「しかしこのままだと迷惑なんです………
そうだ! 思い切って首をはねちゃえばいいんです!」

川д「ひェええええ――――!! なんて恐ろしい子供じゃ―――。
テレビの向こうの下半身失禁して大洪水ですよ! もう貞洪水!」

( ><)「え? 貞洪水?」

川д「なんで君はそうやってギャグのみを引っ張り出すかな」

( ><)「とりあえずお母さん呼んでくるんです」

川д「やめて! 呼ばんといて! ウチ本当はあんまり姿見られちゃいけんさかいに!
困るんやで! バイト料減るんやで! ほんまに!」

( ><)「………………」

川д(ひェエエエエ―――!! 無視された―――!!!)

( ><)「おか………」

川д「さ、貞子一発ギャグしまーす!」

川д「デレッテレ- ヒューヒュー」

川д「す! あ……えーと……モーニング牛………じゃなくて、え、あ!あ!」

川д「川も好きだけど~~~~~!!!」

山д「山も好きィ!!」

( ><)「はい…そうです……ミックスピザのL………」

川д「ピザハットに電話しとる―――!! マジで――!!」

( ><)「」







ただの自己満足です
戻ってきてブーン系なくなってたら、こいつら悲しいので
しがない空気作者の短編(しかも未完)ですが、
見てやって下さい

リアルの話すべきでないと分かってはいるんですが
四月から自衛官なのです
もしかしたら、土日も家に帰って来られて、とかいうのなら書けるのですが
なかなかそうもいかないと思います
事情をよく知らないので、詳しいことは分からないのですが……。



なんだか色々押しつけがましい感じで御免なさい……。

現行間に合わせてみせます、このブログにコメント下さった人だけでも
四人いらっしゃるんですから、400%頑張ります。

「もとい」って言葉を見て、うっすらブーン系のことを思い出してくれる人が一人でもいれば
自分が、こういう厨二バトルを趣味で書いて、言葉は変ですが「影響を与えた」というか
「みんなで盛り上がった」というか「コミュニケーションがとれた」というか
そんなことがあれば、嬉しいです。

31日は色々ごたごたしていると思うので
色々ブーン系への思いを載せた日記です。
めろんさんには感謝しています。

これで、一ヶ月後とかに戻ってきたらかっこわるいな
でもまぁ、そんな具合です。
最終回まであと少し。
どうか最後までおつきあい下さい。

ありがとうございます。

  1. 2010/03/30(火) 02:08:44|
  2. 雑記
  3. | コメント:5
<<書き溜めギャラクティカ | ホーム | さてさて>>

コメント

まってるよー
  1. 2010/08/13(金) 20:49:42 |
  2. URL |
  3. (´・_ゝ・`) #-
  4. [ 編集]

もとい武器の続きを待ってるんだぜ
  1. 2010/07/22(木) 23:42:29 |
  2. URL |
  3. (´・_ゝ・`) #-
  4. [ 編集]

久々にリアルタイム遭遇しました。長時間の投下乙でした。

荒巻あっさり死んだから他もすんなりいくと思ったら無理くさい・・・

次回も楽しみにしていますから
  1. 2010/04/03(土) 18:36:38 |
  2. URL |
  3. 群青海月 #SFo5/nok
  4. [ 編集]

最終回間に合いませんでした……ごめんなさい
ちなみに次話は代理投下頼んだので、予定は4月1日です
  1. 2010/04/01(木) 01:29:06 |
  2. URL |
  3. もとい #-
  4. [ 編集]

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
  1. 2010/03/30(火) 23:53:58 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集]

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